やっぱり今回も全部見きれなかった科博
これまでも何回か行ったことがあった科学博物館。いつも企画展と合わせてだったということもあって、常設展を全部見ることができたことがなかったので、今回は全部見てやるぞ!と朝一で乗り込んでみました。だがしかし・・・。
まさかの1フロアで3時間を使うというほど没頭してしまい、しかもその時点でだいぶお腹いっぱい、頭いっぱいな状態。そんなわけで、もう1フロアを見たところで、閉館まで1時間を残してあえなく退散。
国立科学博物館。通称 “かはく” には地球館と日本館があるので、それだけで自分的には「一日ではムリだな笑」というぐらいたくさんの展示物があります。なので、来るたびワクワクするぐらい、好きな博物館のひとつです。
ところで、どうやら去年に地球館がリニューアルされたらしく、展示のされ方もがらっと変わっていました。そして、小さなお子さんたちがお母さんと一緒に楽しめるスペース “コンパス” というのがあったり、アニメーションや映像も所々にあって、より展示の内容がわかりやすくなっていました。
確かに今日は平日の昼間ということもあり、ちびっことお母さんというグループが多かったな。あとは、遠足の中高生や幼稚園生、外国人の人たちも結構いました。学生ではなさそうなカップルの人たちも割といたけど、平日に来られるなんて羨ましい、なんて笑。
ということで、今日は
- 1Fの「地球史ナビゲーター」「地球の多様な生き物たち」
- B3Fの「自然のしくみを探る」
- それと、日本館1Fにある「シアター36○」
を観賞。
1Fの地球史ナビゲーターの入口で早速、胸を打つ言葉が。
“ すべては原子でできている ”
ですよねぇ!!!と心の中で大きくうなずきながら、音声ガイドのマークを発見し、これまた早速視聴。
今までここにもあるとは知らなかったので使ったことがなかったのですが、美術館なんかに行くとよくある音声ガイド。それぞれの展示物についての説明を聞けるというアレが、こちらにもありました。史跡などのボランティアガイドさんと同様、音声ガイドがあるときはだいたい借りて聞いています笑。今回は、それぞれの展示と関連する研究者さんとナビゲーターの方との対談的な感じで、「そうそう、それ聞きたかった!」ということをナビゲーターさんが色々掘り下げてくれています。そして今回初めてタブレット型を利用。音声の内容が画面に文字でも表示され、聞き洩らしたときなどはそれをパッと見て確認ができました。それにしても、こういうのがあると1から全部漏れなく網羅したくなってしまう性質なので、それゆえにこのフロアを全部見るだけで3時間もかかってしまいました笑。
個別の内容については書ききれないので、今回、印象に残った「へぇ~!」のポイントをご紹介。
!新たに開いた知の扉!
- 生命の始まり、原始生命
- 繰り返し発生している大量絶滅と、そのたびに進化する生物
- 138億年前から現在までを一連の流れで見ていて思うこと
- エサ(有機物)がないはずの深海に生物が生息できている理由
- 現存する生命の「しくみ」はただ一つである
- その個体の在り方・相貌は、全てそうある理由を表現している
- 一本の木でも、既にそこが生態系
施設名 | 国立科学博物館 |
URL | http://www.kahaku.go.jp/ |
住 所 | 東京都台東区上野公園 7-20 |
アクセス | JR上野駅(公園口)から徒歩5分 他 銀座線、日比谷線、京成線 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30) ※金曜は20:00(最終入館19:30) |
休 館 | 毎週月曜(祝日の場合は火曜)、年末年始 |
料 金 | 常設展 一般・大学生 620円 高校生以下 無料 |
観覧時間目安 | 地球館 1F 1時間 (うしじま観覧時間:3時間) |